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センター概要

本センターは、環境保全業務と実験実習支援業務の2つの機能を遂行しています。

環境保全業務は、全校地における安全管理と環境保全に関わる活動を統括し、本学及びその周辺地域における「安全の確保」と「環境の保全」を自立的かつ継続的に実現することを目的としています。

近年、大気、水質、土壌における環境汚染の問題は、周辺の人間への健康被害に留まらず、地球規模の関心事となっています。環境保全の仕組みの理解を通じて、グローバルな視野と同時に、一人ひとりの人間の健康や安全に配慮する環境マインドを持った人材を育成することは、大学に課せられた使命と言えます。また、大学を取り巻く社会の目は厳しさを増しており、教育研究における環境対策や安全対策の確立も、大学の信頼性確保のためには不可欠です。

従来より本学では、環境保全委員会を中心に、こうした対策に取り組んできました。2008年度に新設した生命医科学部では、本学で初めてとなる生命科学の実験を伴う研究が開始され、特殊実験廃棄物の処理が必要となり、より一層の環境保全と安全管理の徹底が図られなければなりません。

本センターは、教育研究活動で使用する化学物質、放射性物質等による環境汚染を防止するとともに、学生、教職員および周辺住民の生活環境を保全する活動を行います。また、その重要性に鑑みて、本学の全ての教育・研究活動に対して、環境汚染や健康被害を発生させないように監視し、違反した活動に注意・指導を行う役割も担います。

実験実習支援業務は、実験実習の技術指導・管理の全学的な体制を構築して、理化学教育の充実と発展に寄与することを目的としています。

実験実習を伴う授業は、これまで授業科目を設置する学部ごとに実施体制を確保して行われてきました。そこでは、実験設備、器具、機器の日常的な維持管理から、実験材料の作製・調合等受講生数に比例した数量の確保、フィールドワークを含めた綿密な計画の策定に至るまで、様々な支援業務が存在します。準備作業の状況如何は教育効果にも大きく影響するため、専門的スキルを持った人材を恒常的に確保することが欠かせません。また、理学・工学分野では近年、労働災害を未然に防ぐための適切な安全教育や、社会性や倫理性を強く意識した技術教育を推進することが大きな目標となっており、実験実習の現場では、この要請に的確に対処していくことが求められています。

本センターは、京田辺校地の教学体制充実を機に、実験実習を学部横断的に支援する全学的な組織です。運営にあたっては、実験実習科目を設置する各学部や理工学部実験実習センターと緊密な協力体制を取りながら、要員、施設、予算等を共通の管理体制として効率的な運用を図ります。また、要員の集中配置により技術技能の継承・蓄積を積極的に進めて、本学の実験実習支援体制のさらなる強化を目指します。

環境保全と実験実習支援の2つの機能は、安全や環境など共通する側面を少なからず有しています。統合的な運営体制によって両機能を有機的に連携させ、実効性のある活動に高めていくことが、本センターの主たる目標です。

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