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システムの運用について

化学物質(薬品)・高圧ガスボンベの安全管理

1.薬品管理システムの円滑な導入および運営方法

 2008年度から薬品管理システムの全学導入を行い、化学物質を取扱う学内のすべての研究室で薬品管理システムの運用を開始しました。

 また、化学物質の情報を全学的に管理する本センターが、学内における化学物質(薬品)、高圧ガスボンベの管理の監視及び指導をはじめました。

 なお、薬品管理システムの効果的な活用のため、システムと連動する同志社大学化学物質管理規程、同管理規程実施要領及び高圧ガスボンベ管理規程等の関連諸規程と運用マニュアル、ガイドラインを整備、制定しました。

2.薬品管理システムと連動した薬品類、特に毒劇物・特別管理物質の安全な管理、運営

 薬品管理システムの導入に伴う学内の毒劇物の取扱いについては、生命に危険がある毒物と一般生活用品レベルの毒性のものまでも含む劇物とは区別して取扱います。

 薬品管理システムを用いた入庫、保管、出庫等の管理体制構築により、研究室単位での安全管理体制を徹底します。

3.薬品管理システムを活用した高圧ガスボンベ等危険物の管理

 薬品管理システムでは、化学物質だけでなく、高圧ガスボンベの登録による安全管理を行っています。

 本センターでは、薬品管理システムの運用により、学内すべての高圧ガスボンベについて、入庫から数量、種類、管理状況、出庫までの情報を把握し、安全な管理に向けて監視、指導を行います。

 また、システム導入と同時に、高圧ガスボンベの廊下への放置や倒壊防止装置を用いないガスボンベの設置など危険な状態が発生しないように安全管理体制の確立をめざし2010年9月、高圧ガスボンベ整備工事を行い、高圧ガスボンベ庫及びシリンダキャビネットを設置致しました。あわせて、マニフォールド設置や高圧ガスボンベ(窒素ガス等)のエレベーター内移動時の注意マニュアル作成、高圧ガス管理運用ガイドラインの制定など、教育、研究の現場における学生、教職員の安全に十分に配慮した取組みを進めています。

 詳細は、高圧ガスを参照のこと。

化学物質(薬品)・高圧ガスボンベの検収

 購入した薬品・高圧ガスは、金額に関わらず本センターが検収を行います。検収後、薬品管理システム(CRIS)に仮入庫登録を行いますので、納品確認後、本入庫登録を行ってください。また、使用後は出庫登録を行ってください。